私の父との挨拶から半月
GWに彼の実家へ行くはずだったが、しびれを切らしたのか彼のご両親が
「孫の顔を見に行くついで」と言って、東京に出てきてくれることになり、そこでご飯に行かないかという流れになった
以前からお母様が早く会いたいと言ってくださっていたようで、ちょっと前倒しでの決行
日程が決まったのは1週間前
結構時間ないやんけ
彼「結構ぐいぐいくると思うから大丈夫」
私「、、、。」
(何が大丈夫なんだろう)
そして慌ただしく過ごしている間にその日を迎えた
嵐の中の対面
その日は猛烈に風が強く、せっかく髪をゆるっとふわっと
清楚感を出して巻いたのに、完全に山姥(ヤマンバ)
駅からまさかの道を間違えて15分くらい歩いてお店に到着するという
もうこの時点で、私の頭はスーパーサイヤ人
道に迷ったせいで時間に間に合わなくて
到着してそのまますぐにお店に入って行かなければならず
清楚な服装したスーパーサイヤ人状態で対面となった
完全に第一印象
終わった
ご両親の印象
自己紹介をして、手土産をお渡しして、席について早速注文
さてここからどうでるか
お母様「さぁ〜今日は飲んじゃうよ〜♪」
「赤ワイン飲む?」
私「飲みます!」
お母様「だよね、いっちゃおっか〜♪」
すごいるんるんで、テンションが高くて、陽気、ひょうきん、おちゃめ、声大きい、動き大きい
そんな感じのお母様
それに対してお父様は
彼にむっちゃハゲって突っ込まれて一緒になってふざけあってる可愛らしいお父様
彼からお父様の頭頂部について聞いていたけど
前情報のせいで完成形を想像していたので
全然私の中でふっさふさだった
そんなことはさておき
私の結婚の挨拶の時の感じしか私はわからないので、どんな風に進むのだろうと思いきや
お母様「おめでと〜♪かんぱ〜い♪」
「結婚式はいつにするの〜?♪」
「ドレス一緒についていってもいい?♪ワクワク」
私「ぜひぜひ!」
お母様「え〜いいの〜?♪○○くんうっとうしがらない?」
彼「そうしたらお父さんも来てよ、俺一人でこの二人は無理だよ」
お父様「俺は家でゆっくりしてるよ」
彼「、、、、苦笑」
という感じで、すでに許しをもらえているのか?
今後の話がどんどん出て来た
お父様もお母様もとっても優しくて明るくて陽気で素敵♡
お母様が涙
色々な話をして、彼の昔の話だったり、私から彼の今の話だったり色々話した
お母様「この子ね、全然連絡してくれないから困っちゃうの」
「いいの、これからは○○ちゃんに直接聞くから!」
「○○ちゃんのLINEきいちゃおっと♪」
彼は私とは毎日電話をするくせに
実家には全然連絡をしていないみたいで、困っている様子
私がこれからは色々伝えてあげよう と思った
お母様「この子の洋服とかどんどん捨てちゃっていいからね!」
「お父さんに似て、全く興味がないから10年も同じ服来ちゃうから!」
私「知ってますw 襟とか擦り切れてても着てるから、いつもその会話でますw」
私「あと、彼一度寝たら絶対に起きないんですよ!それすごく困ってて、、、、」
お母様「あぁ、、、それもお父さんに似ちゃったのね、、、」
彼「いやいやw 寝起きの悪さはお母さん似だわw」
お母様「あ、そっか♪てへ」
というとっても微笑ましい会話があったり、
とっても楽しい時間だった^^
小さい頃の話から教育の話になったときに
お母様が自分の子育て観について
お父さんという存在がどうあるべきか?ということを話した時に
「私の理想はお父さんがしつけに入ってこないこと」といった
どうゆうことだろう???
お母様の意図はその時わからなかったけど、
彼が以前言っていたことを思い出して話した
私「以前彼に”子供が悪いことしちゃったらどうする?”って聞いたことがあって、そのとき彼は”ママのところに一緒にごめんなさいしに行こうかって言う”って答えたんです」
するといきなり
お母様が、、、、、、泣き出した!!!!!
お母様「そっか、そう答えたんだ。なんだか嬉しい。私すごく嬉しい、良かった、、、」
そういって涙を拭いていた
私なりの解釈だけど、
彼から聞いていた話だと、お母様は昔から教育熱心でとっても厳しかったらしいの
おそらく、自分が子供にとって厳しくて怖い存在だから、
お父さんには子供の味方になってあげたり寄り添ってあげたりする存在でいてほしかったのかな?と思った
そうしたら自分の息子がそういった考えの大人に育っていた
だからこみ上げてくるものがあったのかな?と思った
なんだか楽しくなる予感
こうして彼のご両親とのご飯が終わった
お店を出る時には
お母様「よーし、次はどこいく〜?♪」と
私の腕にしがみついて「離さないからね〜」と無邪気に言っている
4人で撮った写真はお父様と彼の頭に私とお母様が手をのせている写真w
お母様がお父様のハゲ隠しをしていたので私も真似してみたw
帰り道この写真を見てなんだか楽しくなる予感がしてきた
それとなんだか、お母様は私のお母さんに似ているなと思ったのと
私とも似てるなと思った
あ、そういうことか
花嫁への道 第5話へつづく
最後に
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どうなることかと思いましたが・・・。読んでいるこちらも幸せになりました。
読んでいただきありがとうございます!
私自身毎回悪い予想をしてしまうのですが、毎回良い意味で裏切られていて、だんだん不安に思う気持ちも減ってきました^^