子宮頸管妊娠 の全て


 

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先日子宮頸管妊娠で入院していましたが、先日43日の入院期間を経て退院しました。

この記事は子宮頸管妊娠と診断された人にとって、何か参考になればと思っています。

言われた時は絶望かもしれませんが、何か希望になれば幸いです。

 

 

1 子宮頸管妊娠とは

子宮外妊娠というのはみなさん聞いたことがあると思います。

本来着床すべきところではないところに着床(妊娠)してしまうことです。

子宮外妊娠の種類の中でも卵管妊娠が多いようです。

着床するタイミングが早くて、子宮内に到着するよりも前に妊娠してしまうパターンです。

 

私の場合は逆に着床するタイミングが遅かったため、

子宮の出口に近い所に妊娠してしまったようです。

子宮外妊娠の中でも0.15%とかなり低い確率です。

 

子宮外妊娠になってしまうと、

赤ちゃんになるはずの卵を除去しなくてはならないのですが、

子宮頸管妊娠の場合はその際などに大量出血の危険性が高く

子宮全摘出になることもあるそうです。

 

子宮頸管妊娠と診断された時は、

妊娠して喜んでいたのに、

赤ちゃんを産んであげることができない悲しみと

最悪の場合二度と妊娠することができない可能性があることで、

かなり絶望で病院で泣きじゃくっていました。

 

淡々と入院と治療に関する説明を受け、

色々な不安を抱えながら、子宮温存に向けた

治療を開始することとなりました。

 

2 私の行った治療法

私が子宮頸管妊娠だとわかったのは、

近くのクリニックに検診で訪れた時でした。

妊娠がわかった時には、場所がとても微妙な位置にあるということで、

様子を見ましょうとのことだったのですが、

次回の検診に行った時に、出血があったため

大きな病院で詳しく見てもらった方がよいということで、

すぐに向かうことになりました。

もし子宮頸管妊娠だと、その出血が大量になった場合

命の危険や子宮全摘出の危険があったからです。

そして、そのまま大きな病院で検査を受けて即入院することになりました。

 

治療は数日後から始まりました。

治療の方針としては、

1 MTXを注射することで、妊娠ホルモン(hCG)を下げて血流をなるべく下げ自然流産にする

2 薬が効かなかったり、自然に出てこない場合は子宮動脈に詰め物をして血流を止める

3 詰め物をした上で除去手術を行う

4 除去手術の際に大量出血したら、止血措置を取るが、最悪の場合は子宮全摘出

という流れでした。

 

MTXの注射で値が下がって、自然に出てきてくれるのが理想でした。

 

3 治療の経過

入院3日目の朝採血を行い、9502という値でした。

そしてそこから1回目のMTXを注射し、6日目の採血で19132と上昇してしまいました。

薬が効いていないのではないか?と不安になり、このころは精神が不安定でした。

 

1回目の注射から1週間後の入院10日目の採血でさらに少し上昇して20925になっていました。

でも前回と比べて上昇の幅が狭かったので、もしかしたら効いていて

この数値が頭打ちになって下がってくるのかもしれないと言われました。

そこでその日に再度2回目のMTXを注射し、様子を見ることに。

 

13日目の採血で15242に下がっていました!

20%下がっていたら良い結果と言っていたので、

このころからやっと心が安定してきたように思います。

 

MTXの注射が1週間に1回しか打てないので、

週に1回の注射と週に2回の採血を繰り返して行きました。

 

18日目(注射):12698

20日目:9638

24日目(注射):4473

 

MTXの副作用で多少のむかむかがあって

食欲がなくなることもありましたが、

翌日には食欲も戻ることが多く、私は副作用にそこまで悩まされなかった方だと思います。

肝臓の数値が高くなってしまうこともありましたが、1週間空ける間に数値も下がっていて、

問題なく治療が続けられる範囲でした。

 

24日目の結果を見て、初めてこのまま自然に出てくるのを待つか?

手をつけて、除去する手術を行うか?の話し合いになりました。

 

症例が少ないために、いくつまで数値が減ったからと言って、

大量出血が起きません、安全です、と言えるラインもないそうで、

3桁まで下がっていても大量出血した人もいれば、万の桁であっても

大量出血しなかった症例もあるようです。

 

1ヶ月近く入院していたこともあり、

このまま入院し続けていつかは出てきてくれるのか?

どこかで決断をしなければならないのか?

悩む日々でした。

 

しかし、旦那さんや両親が

時間がかかってもいいからなるべくリスクを取らないように

焦らないで治療をしようと言ってくれたので、

私は注射を続けて、自然に出てくるのを待つことにしました。

 

27日目:4657

 

数値が平行線になってしまいました。

 

すでに4回MTXの注射を行っており、

蓄積のせいかだんだんと副作用が強くなってきている時期でした。

 

もう数値は下がらないのか?

これ以上副作用に耐えて、注射をしても意味がないのか?

と不安になることもありました。

その度に、家族の「焦らないで、リスクを取らないで」

「時間を取るかリスクを取るかなら、時間なんていくらかかってもいいじゃないか」

という声を思い出して、焦る気持ちを落ち着かせて、まだ注射を頑張りますといい続けました。

 

31日目(注射):3490

5回目の注射を行いました。

 

34日目:2896

下がり幅は減りましたが、効果はあるようです。

注射の回数を重ねることで、出血が起きて、

3回目の注射あたりから

一部周辺組織(ベットになるはずだった部分)などが出てきていたのですが、

このころには出血がなくなってしまっており、

数値は下がっているけれども、

自然に出てくるのは難しい状況なのではないか?と思うようになっていました。

 

MRIを撮ってみて、血流がかなり抑えられていることを知り、

さらに出口付近3ミリ程度のところにまで、下がってきていることもあり、

きっと手術をしてもぽろっと取れてくれるのではないか?と

手術に向けて前向きになってきました。

 

リスクはあるかもしれないけれど、

なんだか大丈夫なきがする!と思えるほどになっていたので、

手術をすることを決断しました。

(旦那さんは当日まですることを嫌がっていましたがw)

 

手術をする前にもう一度注射をして、

なるべく数値を下げて行うことにしました。

 

39日目(注射):1707

 

ここにきて、また下がり幅が大きくなりました!

この結果で私の決心は強くなり、2日後に手術をすることになりました。

 

41日目、とうとう手術の日です。

万が一の出血に備えて、鼠蹊部からカテーテルをいれて、

バルーン状のもので、除去する時だけ一時的に血流を止める措置をすることになりました。

最初に紹介した詰め物だと2週間程度血流がなくなってしまって、

次の妊娠に影響が出る可能性があるので、

風船をふくらませたり、凹ませたりするだけでできる方法をとりました。

 

麻酔は静脈からの麻酔で、意識が朦朧としている間に手術は終わったようです。

 

結果としては、すぐにぽろっと出てきたようで、

出血もほどんどなく、30分もかからずに終わったようです。

 

翌日の検査では500台まで数値が下がり、

内診でも子宮内が綺麗になっているので、

翌日には退院できることになりました!

 

こうして入院43日目にして退院となりました。

 

 

4 お金のこと

人生初の入院だったので、わからないことがたくさんありました。

 

1 入院費が払えるのか、、、?

2 会社を休んでいた間の手当は、、、?

 

それぞれ、下記の対応をしましょう!

 

1 限度額適用認定証をもらう

2 傷病手当金を申請する

 

それぞれ検索すると詳細は出てくると思うので割愛します。

限度額適用認定証は提出した月からの適用になるので、

私は月末から入院したので、最初の月は適用できず、

結構な額を払うことになってしまいました。。。

これは、入院した日に行った方がいいと思います!

 

傷病手当金については、休んでいた日の給与の一部が手当として支給されるものです。

こちらに関しては、復帰してから提出するものなので、

入院期間中に書類だけ手配しておいて、退院してから申請しましょう!

 

まとめ

幸せの絶頂から、悲しみのどん底になってしまうかと思います。

でもこれは乗り越えられる試練です。

 

入院中にアニメと漫画で全て見た『弱虫ペダル』で出てくる言葉で

すごく胸に刺さった言葉があります。

「俺たちのことを上から見てて運命を配置していくような神様的な存在がいるとして、

その神様って人はそこに”いいこと”と”悪いこと”の区別はない。

”出来事”を配置していってるだけなんだ。

”出来事”なら、捉え方とその後の自分の行動次第でいいことにも悪いことにも変えることができる。

そのチャンスに感謝して”精一杯生きる”それだけだって!

それが運命を受け入れることだって!!」【出展】『弱虫ペダル60巻』

 

私はこの出来事を良いことにしていくために、頑張っていこうと思います。

 

これを見ている子宮頸管妊娠と診断された全ての人が、

少しても不安が減って、焦らないで時間がかかっても良いので、

自分がちゃんと納得できる治療ができることを願っています。

 

 

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